洗礼は必要ですか?

洗礼を受ける必要はあるのでしょうか?

私達の答え:イエスを信じる信仰を表明する意味でも、ぜひ前向きに洗礼を受けることを検討してみてください。洗礼に関して、今集っている教会の牧師に、ぜひご相談ください。

ヨハネ1:12には、クリスチャンになるのに必要なものを説明しています。
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」

この箇所に出てくる「信じる」という単語を、使徒ヨハネは『ヨハネの福音書』で、99回使っています。意味は、完全により頼む、全幅の信頼をイエスによせるというものです。

「ローマ人への手紙」では、人が神との新しい関係を持つために必要なものは信仰、信じることだと書かれています。パウロは『ローマ人への手紙』の4章で、アブラハムが救われ、神によって義とみなされたのは、彼の神への信仰によると書いています。アブラハムが受けた「割礼」によるのではないのです。ローマ4:2で、パウロは割礼も「行い」だと語っています。もしアブラハムが割礼によって義とみなされたのならば、アブラハムは自分の行いを誇ることもできました(ローマ4:2)。しかし神の前では、アブラハムは誇ることはできません。神が人を受け入れ、神との関係を始めるのは、あくまでも信仰によるのです。

「しかし、働きがない人であっても、不敬虔な者を義と認める方を信じる人には、その信仰が義と認められます。」(ローマ4:2)

救いの過程には、霊的なバプテスマ(洗礼)があります。私たちがイエスを信じるとき、私たちはキリストにつくバプテスマを受けたのです(ローマ6:3,4)。これこそが本当の、霊的な意味でのバプテスマです。ちょうど私たちがキリストとともに十字架につけられたのが、霊的意味であるのと同じです(ローマ6:3,4)。

同時に、イエスを信じる私たちは皆、イエスの命令に従い、バプテスマを受けるべきです(マタイ28:1)。しかしバプテスマが救いの絶対条件なわけではありません。救いと同義語的な意味があるわけでもありません。救いは、「恵みのゆえに信仰によって」与えられるものです(エペソ2:8-9, 1ヨハネ5:11-13, ヨハネ3:16, ローマ1:16-17, 2テモテ3:15, 1ペテロ1:3-5,9)。

水のバプテスマは、救いによる内面の変化が外面に出てきた「しるし」です。バプテスマは、キリストのからだに属する一員として、あなたの内面がきよめられたことを表す、外面上の「しるし」なのです(ローマ6:1-16)。

人が水でバプテスマを受けると、キリストのからだの一員として認識されます。またその人がイエスを信じ、イエスに属する人であることを、他の人の前で証しするのです。洗礼自体が人を救うのではなく、イエスを信じる信仰が人を救うのです。

それはちょうど教会の礼拝で、どのようにイエスを信じたかの証しを、皆の前でスピーチするようなものです。自分の席から礼拝堂の前方に進み出て、スピーチをする行動自体が、その人を救うのではありません。イエスを信頼する信仰が人を救うのです。

洗礼は、私たちが心でイエスを信じたことを公に知らせることです。ヨハネの福音書15章では、私たちがイエスを信じる、その瞬間にイエスが私たちのうちに来ると語っています。またイエスを信じるときに、神の御霊が私たちの心に来ることが約束されています(ローマ8:9-10)。

イエスを信じる瞬間に、私たちは聖霊によってバプテスマを受けたのです。1コリント12:12-13はこう語ります。「ちょうど、からだが一つでも、多くの部分があり、からだの部分が多くても、一つのからだであるように、キリストもそれと同様です。私たちはみな、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によってバプテスマを受けて、一つのからだとなりました。そして、みな一つの御霊を飲んだのです。」

エペソ1:13-14ではこう書かれています。「このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。このことは、私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるためです。」ローマ8章でもイエスを信じる人に聖霊が内住することを語っています。

クリスチャンになるために、洗礼を受ける必要はあるのでしょうか?
私たちはイエスを信じる信仰によって、救われます。ただ信仰は、私たちの心の内側での決心です。洗礼は、あなたの心の中の信仰を公に表明することです。ぜひ、積極的に洗礼を受けることを検討してみてください。多くの教会では洗礼準備クラスがあり、洗礼について、信仰についてさらに理解が深まると思います。今集っている教会の牧師先生に相談してみてください。