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[NewLife 第6課]神のことばと新しい人生のはじまり

神は、ご自身が創造された人間に語りかけようと思われました。はじめは、旧約聖書を記した献身的な人々を通して語りかけ、それからイエス・キリストがこの地上に来られ、神ご自身が人となり人間と直接コミュニケーションを持ってくださいました(ヨハネ1:14, へブル1:1,2)。

イエスは十字架で死に、復活された後、天に帰られましたが、神は再びご自身に忠実な人々を用いて、神の御子についての記録を残そうとされました。その彼らの熱心と従順の結果、新約聖書が誕生しました。

つまり聖書全体が、私たちに対する神からの語りかけを記録した書物ということができます。聖書は、私たちと親しく交わることを望み、私たちの応答を求めておられる神が与えてくださった「いける神のことば」なのです。

聖書研究の準備

1.神を求める心   神を求める心をもって、聖書を学びましょう。まず神にこのように祈りましょう。「神さま、あなたが聖書を通して、私に大切なことを語ってくださることを期待しています。どうぞ、あなたからの語りかけに心を開くことができるように、私を導いてください。」

2.聖書のほかにノート(ディボーションブック) 筆記用具を用意しましょう。神に心を向けやすい、落ち着ける場所を選びましょう。

3.聖書を学ぶにあたり、聖霊の導きを祈り求めましょう。

4.聖書は三つのステップ ①観察   ②解釈   ③適用 に従って学びます。

①観察   何が書かれているのか?

・どういう意味かを考える前に、何が書かれているのかを注意深く観察します。

・何度か繰り返し読むことから始めます。

・その箇所の大まかなテーマを見つけましょう。(前後の文脈をよく観察しましょう)

・自分のことばで、聖書本文を要約して書いてみましょう。(箇条書きでも構いません)

・キーワード(繰り返し出てくる表現など)や、特別な約束、命令に注目しましょう。

②解釈   どういう意味か?

観察から、その箇所が伝えようとしていることを、次の2つの質問から考えましょう。

  1)神(父なる神、キリスト、聖霊)についてわかることは何でしょう?

  2)人についてわかることはなんでしょう?

従うべき命令、握るべき約束、告白すべき罪、変えるべき態度、見習うべき模範…はありますか?

③適用   「私にとって」

・学んだことを、どのようにあなたの生活に生かすべきか、神に祈りましょう。

・教えられたことをクリスチャンの友人と分かち合い、互いのために祈りましょう。

SMARTな適用を考えましょう。

Specific: 明確なもの   Measurable: 後でやったことが明確なもの   Attainable:チャレンジする必要があるが、できそうなもの   Relevant:適用が中長期の目標と相関性があるもの   Time bound:いつまでやるか明確

(例えば、周りの人のために祈ることの重要性を学んだのなら、ただ「できるだけ祈るようにしよう」ではなく、「今週毎日午後8時20分に、○○さんの救いのために祈ろう」というように、できるだけ具体的に適用は考えましょう)


●学びの一例

【聖書箇所】  あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことを心配してくださるからです。1ペテロ5:7

観察
だれ:だれがだれに向けて書いているのか?→ ペテロ(1:1)から「あなたがた」へ
なに:何について書かれているのか?→ 思い煩いを神にゆだねることについて
    「思い煩い」とは→ 心にある「不安」とか「心配事」
    「ゆだねる」とは → 自分の手から離して誰かに任せる
    「すべて」の思い煩い!を神にゆだねるべき
なぜ:なぜペテロは思い煩いをゆだねるべきと言っているのか?
    →神が思い煩うクリスチャンたちのことを心配しておられるから。

解釈
①神についてわかること:神は心に心配事を持つクリスチャンたちのことをバカにしたりはしない。かえって神が、その人のことを心配し、心にかけてくださる。 ②人についてわかること:聖書は心に心配や不安を持つクリスチャンに対して、それらを全部、自分の手から離して神の手に任せるよう勧めている。

適用
私の今の思い煩い:水曜日のテストのこと。苦手な教授。やばい!
でも思い煩うことをやめて、ベストを尽くそう!
月曜日の2限があいているから、そのとき集中して勉強しよう。
「神さま、テストのこともあなたにゆだねます!どうかテストのことで毎日の生活が振り回されることがないよう、私を守っていてください」。


●練習   以下の聖書箇所を 観察 解釈 適用の手順で学んでみてください。

イエスはまた、こう話された。「ある人に二人の息子がいた。弟のほうが父に、『お父さん、財産のうち私がいただく分を下さい』と言った。それで、父は財産を二人に分けてやった。

それから何日もしないうちに、弟息子は、すべてのものをまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して、財産を湯水のように使ってしまった。何もかも使い果たした後、その地方全体に激しい飢饉が起こり、彼は食べることにも困り始めた。それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑に送って、豚の世話をさせた。

彼は、豚が食べているいなご豆で腹を満たしたいほどだったが、だれも彼に与えてはくれなかった。しかし、彼は我に返って言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が、なんと大勢いることか。それなのに、私はここで飢え死にしようとしている。立って、父のところに行こう。そしてこう言おう。「お父さん。私は天に対して罪を犯し、あなたの前に罪ある者です。もう、息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」』

こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとへ向かった。ところが、まだ家までは遠かったのに、父親は彼を見つけて、かわいそうに思い、駆け寄って彼の首を抱き、口づけした。息子は父に言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、あなたの前に罪ある者です。もう、息子と呼ばれる資格はありません。』

ところが父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い衣を持って来て、この子に着せなさい。手に指輪をはめ、足に履き物をはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来て屠りなさい。食べて祝おう。この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから。』こうして彼らは祝宴を始めた。(ルカ15:11-24)


[観察]
 この箇所の話の流れを箇条書きで書き出してみてください




[解釈]
 ①神(ここでは父親)についてわかることは何ですか?




 ②人(ここでは息子)についてわかることは何ですか?




[適用]
  あなたの生活に活かせることはありますか?




ノートを用意し、日々の聖書のことばから学んだことを記入してみましょう。神について、またあなた自身を知るプロセスについてわかり、後で読み返して、励まされることでしょう。ぜひ、毎日の学んだことを友だちに分かち合いましょう。

また、まだクリスチャンではない友だちにも、彼らがわかる言葉に置き換えて、話してあげてください。