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3分間の証しを準備する

「どういうきっかけでクリスチャンになった?」こう友だちに聞かれたら、あなたならどう答えますか? 多くの人が意外にも、どのように私たちが信仰をもったのか、興味があるようです。だれかからこう質問されたときに、相手に効果的で理解しやすく信仰の体験談を話せるように、今から準備をしておきましょう。

聖書もこのように勧めています。「あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしておきなさい。」(1ペテロ3:15)

「どうしてクリスチャンになった?」友だちに聞かれて、3分ぐらいならば、相手も関心をもって話を聞いてくれます。この3分間で、クリスチャンではない方の関心をつかむ救いの証しを話せるように、一緒に準備していきましょう。

信じたばかりの人が用いられる

ルカ8章にイエスと弟子たちがガリラヤ湖の対岸、ゲラサ人の住む地方に出かける記事が出てきます。湖からあがると、イエスは悪霊につかれた男性と出会います。非常に多くの悪霊が男性につき、彼は裸で、墓場に住んでいました。ちょうど近くで豚の群れが飼われていました。悪霊は懇願して、豚の群れに入ることを提案します。イエスがそれを許すと、豚の群れは崖を駆け下り、湖に落ちて、おぼれて死んでしまいます。

豚を飼っていた人は、町に行って、この出来事を伝えました。そのニュースを聞いた人々は、イエスのところに来て、この地域から出て行ってくれるように、イエスに頼みます。イエスが舟に乗り込むと、悪霊から解放された男性は、イエスと一緒に行きたいと願います。しかしイエスはこう彼に語りました。

「あなたの家に帰って、神があなたにしてくださったことをすべて、話して聞かせなさい。」それで彼は立ち去って、イエスが自分にしてくださったことをすべて、町中で言い広めた。(ルカ8:39)

彼がイエスについて知っている情報はわずかでした。悪霊につかれて丘の上で叫んでいたら、イエスと弟子たちがやって来たこと。イエスが悪霊を追い出してくれたこと。そして今はこのように健康で社会生活ができていることです。彼の体験談は大きなインパクトがありました。彼の話を聞いたゲラサの人々が大勢、イエスのメッセージを聞きに集まるようになったのです。

シンプルな体験談は魅力的です。信じたばかりであっても、神はあなたの信仰体験の話を用います。ぜひこの機会に救いの証しを語る準備をしていきましょう。

原稿づくり

あなたの正直な体験を順序良く、わかりやすい言葉で伝えましょう。3分間で話す原稿の目安は800文字。原稿用紙で二枚程度です。3分間、実際に準備なく話し始めると、途中で言葉が出なくなり、意外と長く感じるものです。しかし話す内容を原稿に書き出すと、今度は文字数が非常に限られていると感じるものです。ではどのように原稿を書けば良いのでしょうか。

1. 証しを書く前にまず、祈りましょう。神の知恵と導きを求めましょう。

あなたがたのうちに、知恵の欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。(ヤコブ1:5)

2. ポイントは三つです。すなわち Before と 信じた過程 と After

信じる前→信じた過程→信じた後
この三つのポイントで書きましょう。

もしあなたが幼少の頃からクリスチャンで、いつイエスを信じたか、はっきりとわからないという方は、普段のディボーションの中から、聖書のことばに出会って、生き方や考え方がどう変わったを証ししても良いでしょう。その場合は、聖書を読む前聖書の箇所と説明→その聖書のことばを実行した結果…という構成になります。

① Before イエスを信じる前…

(例えば…)
・人は心に、恐れや不安、空しさ、孤独、満たされない思いがあると、それが行動に現れます。あなたにも経験はありませんか?

・あなたの生活の中心は何でしたか?あなたの人生の土台は何でしたか? 例えば、お金、地位、 学歴、友人、恋愛、趣味、善行、宗教、哲学、人の評価を人生の土台にしていませんでしたか。そこから、どのような問題がありましたか?

・あなたには何かの必要や問題はありましたか? 心の葛藤や人生の問題の正直な分かち合いは、まだクリスチャンではない人も共感をもって聞くてくれます。


② どのようにイエスを信じましたか?

・初めてのクリスチャンとの出会った経験、教会に行った経験はどのようなものでしたか?

・初めて福音を聞いたのはいつ頃でしたか。だれから、どのように聞きましたか?

・あなたが福音を聞いた最初の反応はどのようなものでしたか?例えば、神の愛、人の罪、十字架と復活について、どう思いましたか。その後、あなたの福音への態度はどのように変化しましたか。

・イエスを信じることへの葛藤は、どのようなものでしたか。葛藤があったにもかかわらず、イエスを受け入れる決心をしたのはなぜですか。

・どの聖書のことばが心に響きましたか?その聖書箇所があなたにとってどのような意味がありましたか?


③ After イエスを信じたのあと

・イエスを信じたあと、あなたの内面や行動にどのような変化がありましたか。(特にイエスを信じる前の状況がどう変わりましたか)

・あなたの生活の中心や土台に変化はありましたか。

・あなたの必要や問題にどのように向き合うようになりましたか。

・聖書のことばで、あなたの生活や心の態度はどのような変化がありましたか。


以下のワークシートの質問を参考に、あなたの体験をノートに書き出してください。


ワークシート 救いの証し

①イエスを信じる前のあなたは、どのような状態でしたか?


②どのように福音を聞き、イエスを信じるようになりましたか?(あるいは、イエスとの歩みがどのように、現実の体験となりましたか)


③信じるきっかけになった聖書のことばはありましたか?または関連する聖書のことばはありますか?(いくつもあげてもいいですが、最終的に1つかしぼってください)


④イエスを信じた後のあなたはどのような変化が起きましたか?(特に①がどう変化しましたか?)


ワークシート ディボーション

①そのときに抱えていた問題はどのようなものでしたか?


②どの聖書のみことばがあなたの人生を変えましたか?(1つ)


③聖書のことばを実生活で実践することによって、①の状況はどう変わりましたか?


話を絞る

ワークシートに書き出すと、意外と多くのことを書き留めることができたのではと思います。救いの体験、聖書のみことばで人生が変えられた体験を振り返るだけで、心が温かくなってくるものです。ただこれから行う作業は、書き出した内容を3分にまとめる作業です。相手にわかるように、いかにシンプルに伝えるのかがコツです。

①Before③Afterは一つの話題に絞ってください。そして①Beforeが、③Afterでどう変化したかがはっきりわかるように意識しましょう。「どのようにイエス(聖書のことば)を信じたか」には聖書のことばを一つ入れると良いでしょう。①Before③Afterを、②の聖書のことばでつなぐイメージです。例えば…

①優柔不断だった→②わたしは道、真理、いのち→③思いきって決断できるようになった。

①不安だった→②わたしは平安を与えます→③平安で冷静に行動できるようになった。

①眠れない→②イスラエルを守る方はまどろむことはない→③安心して眠れるようになった。

①迷っていた→②真理はあなたを自由にします→③確信をもって行動できるようになった。

証しワークシートを見ながら、800文字を目安に、あなたの証しをまとめてみましょう。できるだけシンプルに、①②③の各項目のハイライトを一つずつ厳選して書きましょう。①と③はつながりがあるものを選んでください。


アドバイス

・全体の流れをよく考え、あまり多くの体験や出来事を詰め込まないようにしましょう。一番伝 えたいポイントは何かを考えながら、話の流れを整理しましょう。①②③の各項目のハイライトを1つずつ書くようにしましょう。 ①がイエス(聖書のことば)に出会うことで、③どう変わったかという流れを大切にしてください。

・クリスチャンにしかわからない専門用語はできるだけ使わないようにしましょう。ぜひ一般の方にも理解できる他の表現で言い換えましょう。例えば…「みことば」⇒「聖書のことば」、「悔い改めた」⇒「自分の罪に気づき、神にゆるしを祈った」、「救われた」⇒「自分の罪がゆるされたことを知り、心が軽くなった」、「ノンクリスチャンのころ」→「イエスを信じる前は…」のように言い換えましょう。

・できるだけ現実的に書きましょう。「イエスを信じてから人生のあらゆる問題がなくなった」という言い方ではなく、「信じた後でも問題はあるが、心の中にいるイエスに信頼しながら、解決に向けて取り組めるようになった」のような言い方が良いでしょう。

・あなたの証しに関連する聖書箇所を、一つ選びましょう。短くわかりやすいものが良いです。その場面で、実際に心に残った聖書箇所ではなくても構いません。後付けで、聖書のことばを選び、内容をバックアップする形でも構いません。クリスチャンではない方が、理解しやすい聖書のことばを選びましょう。

・他のクリスチャンの証しを聞いてみましょう。

・他のクリスチャンに書いた証しを見せて、感想やコメントをもらいましょう。イエスに出会った喜びがよりよく伝わるよう、必要なら何度でも書き直しましょう。

僭越ながら、最後に私の救いの証しをご紹介します。実例として参考にしてください。


証し 実例

大学一年生のとき、クリスチャンになりました。大学は未知の世界でした。大学では自分で考えて、行動しなくては始まりません。自由といえば自由です。しかし何を根拠に物事を決めていけば良いのか?いつも「選ぶ」ことに自信が持てずにいました。

大学では自分で授業を決めなくてはなりません。数あるサークルからどれを選ぶべきか。やりたいことはたくさんあります。いろいろな条件からどう1つに絞るべきか、悩みました。

そんな4月、授業で隣に座った友だちがクリスチャンでした。彼がクリスチャン・サークルを紹介してくれました。

ある昼休み。「おい。写真撮ってくれよ」。声を掛けたのがクリスチャンの友だち。芝生で何人かで輪になって、記念写真を撮ろうとしていました。実は彼らがクリスチャン・サークルのメンバーだったのです。先輩もいれば、留学生もいる。気さくで、自然体で話せる雰囲気が好きになりました。写真を撮ったことがきっかけで、毎週参加するようになりました。

半年が過ぎたこと、先輩が小冊子を開き、聖書について説明してくました。「イエス・キリストを今日信じてみない?」こう質問され、考えている私に先輩が聖書を読んでくれました。「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる」(箴言3:6,7)。

優柔不断で、どう選択したら良いのかを悩む私。何か人生の核となる基準がほしいと願っていた私です。イエスを信頼するとき、キリストご自身がどんな時にも、私を導かれる。このキリストを信じてみようと決心しました。先輩と一緒に、イエスさまを信じますと、その場で祈りました。

この時以来、確かに神が私の人生を導いています。毎日、聖書を読む時、不思議と私の悩みの答えとなることばに目がとまります。祈る時、祈りが答えられます。選択に迷うことは今でもあります。しかしともに悩み、ベストなタイミングで答えを示すイエスさまがともにいます。まさに私の進むべき道を、神がまっすぐに導いていると実感しています。(778文字)


こちらの記事にも3人の救いの証しを掲載しています。参考にぜひお読みください。
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